ブルーベリーの育て方

ブルーベリーを育てるときに重要な3要素

土壌

ブルーベリーは酸性土でないと育ちません。なので畑のような場所(石灰を入れたところ)には不向きです。失敗された方の大半の方が「畑に植えました」とおっしゃいます。どうしても畑に植えたい場合は、直径1m 深さ30~50cmの土を入れ替えてからそこに植えてください。


酸性度合い

  • ピートモス
  • 鹿沼土
を1:1で混ぜた土でいい酸性度合いになります。

水やり

苗木に水やり
春・秋
2,3日に1回
1日2回(朝、夕)※日中の暑いときは水まきをしたらダメです
1週間1回

※あくまでも目安です。雨なので土中に水分がありそうなら水やりをしなくてもいい。

特に水やりは4~5月の生育期、梅雨明けから夏にかけては水切れに注意しましょう。


肥料

油粕を3月、9月など春と収穫が終わった秋に苗の周りに少量(一株で軽く握った分量)を蒔いてください。
鶏ふんや牛ふん、化学肥料などは合いません。※肥料をたくさんやっても早く育ちません。


剪定(センテイ)のコツ

剪定開始時期は、植え付け後4年くらいで、冬の休眠期に当たる12~1月が適期です。スペースがあるようでしたら、もうしばらく(2~3年間)剪定せず伸ばしてください。

剪定は実のなる量を調整し、樹勢を保つための重要な作業です。
花芽のある枝を選び、5㎝以下の弱小枝の整理し3~4年果実をつけて衰弱した結果枝を持つ主軸の切り戻しや間引きなどを行います。 外形上の目安としては、植えつけて4年で、3~5本の主軸枝が等間隔で伸び、高1.5m程度のブッシュ状の樹形になるようにします。 植えつけて4年になるとシュート(地上から出た枝)の発生が増加してくるので主軸となる枝を3~4本選び、1.5m以内の高さで切り戻しましょう。 切り戻した先端付近から多数の発育枝が発生し翌年の結果枝候補となります。
そして、内に向いた枝や弱い枝を間引きします。良い結果枝となる枝は、20㎝以上の発育のいい枝で、大きい花芽が3個以上ついているものを残します。

注意事項

  • 石灰(土をアルカリ性にする)は、絶対にダメです
  • よりよいブルーベリーの木に育てたい方は、1年目2年目に花芽を取り除いて実をたくさん付けないようにする。 その後の生長の度合に結構な差が出てきます。